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投資の基本知識①:なぜ投資が必要なのか?

こんばんは。

このブログを読んでくださっている方の中には投資の初心者の方が多いと思いますので、具体的なFXのスウィングトレード手法を紹介する前に、投資の基本知識からきちんとおさらいしていきたいと思います。というのも、日本では学校教育の中で「お金」について教えてくれないので、「お金」を増やす「投資」がそもそも何なのか十分に分かっていない人が多いと思います。

そもそも投資って本当に必要なのでしょうか

個人的な見解にはなりますが、ほとんどの方には必要になると思います。そして、その答えに対するキーワードは、「少子高齢化と長寿化」「公的年金の縮小」です。

まず、「少子高齢化と長寿化」については、あまり説明入らないかと思いますが、日本では少子高齢化が進んでおり、かつ、長寿化しています。ということは、日本人の大部分の人が80歳、90歳、100歳まで生き続けることを今の時点から想定しておかなければなりません。当然、働けるのはせいぜい70歳前後まででしょうから、その後は年金と貯蓄の切り崩しで生きていかなければなりません

ここで、もう1つのキーワードである「公的年金の縮小」についてですが、新聞等でも騒がれているとおり、国民年金や厚生年金といった公的年金は事前積立方式ではなく、賦課方式であり、少子高齢化で破綻するといわれています。補足しますと、生命保険会社で契約するような私的年金は、自分の持ち分を現役時代から積み立てていき、老後に掛け金分と運用収益部分を受け取る方式で、これを事前積立方式といいます。一方で、賦課方式とは、現役世代の払う掛金をそのまま高齢者に年金として払う(余った分があれば運用する)方式です。

したがって、経済発展中で人員構成が若手が多く、高齢者の少ないピラミッド型であれば、複数の現役世代で一人の高齢者を支えるので問題ないのですが、少子高齢化社会では、人員構成が若手が少なく、高齢者が多い逆ピラミッド型となり、次第に一人の現役世代で一人の高齢者を支えなければならず、制度がほころび始めます

もちろん、国も手をこまねいているわけではなく、受給開始年齢の65歳への引き上げやマクロ経済スライドの導入、税金による国庫負担割合の拡大等の手は打っているものの、想定以上に少子高齢化が進んでおり、また、経済も低迷しているため、受給開始年齢の欧米並みの67歳~70歳まで引き上げる検討を行っており、今後さらなる給付減額が想定されます。

私が65歳になるころ、きっと受け取る年金額は現在に比べて減額されているでしょうし、そもそも70歳までもらえないかもしれません。しかも、必ずしも五体満足で70歳近くまで働けるかわかりません。

なお、10年ほど前に確か日経ヴェリタスに掲載されていたかと思いますが、公的な統計値などを基に、夫婦二人世帯で60歳時点における平均余命(男性83歳、女性89歳)まで、ある程度ゆとりのある生活を送るためには、60歳以降、約1億円必要だそうです。公的年金や企業年金、私的年金などでもカバーできない部分が約4,000万円にもなり、自助努力で定年退職までの貯金しないといけないという結論だったと記憶しています。つい最近では、麻生財務相兼金融担当相の「老後2000万円」問題がありましたが、あの数値ですらかなり楽観的に試算されているように感じています

ここで、先ほどの「そもそも投資って本当に必要なのでしょうか。」という質問に戻りますが、老後に必要となる2,000万円から4,000万円を投資せずとも用意できるのであれば、投資は必要ないでしょう。ですが、現実問題としてそのような大金を用意できる人はそれほどいないのではないでしょうか?そうすると、投資は必要だということになります。

以上より、大多数の方には投資が必要ということがわかっていただけたかと思いますが、次回は、どのような考え方で投資に臨めばいいかをご説明したいと思います。

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  • 金持ち父さん見習い

    東京大学経済学部卒のサラリーマンです。
    10年ほど前に、老後の生活に不安を覚え、国内株の長期投資を始め、その後、リーマンショック後にFX取引を開始しました。
    本業が多忙であることもあり、最終的には、FXのトラップトレードでほったらかしにしながらも安定して稼げるのが一番との結論に達しました。
    しかし、トラップトレードは初心者向きのトレード手法ではないので、ここで紹介するのは、FXを始めたい方がどのようにFXを学び、トレード技術を磨けばいいか、です。
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