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テクニカル分析の基本知識②:「ボリンジャーバンド」とは?

こんばんは。

前回は、「テクニカル分析」では、「ボリンジャーバンド」「RSI」「MACD」の3つ指標を組み合わせてチャート予想の精度を上げていくをお話ししました。

それでは、今回は、「ボリンジャーバンド」の概要と使い方について解説していきたいと思います。

ボリンジャーバンドが何なのかというと、相場の振れ幅(ボラティリティ)を一定期間の価格データから算定して統計学的な観点から将来の価格の振れ幅を予測する指標で、開発者の投資家の名前から命名されています。

ちょっと補足すると、相場の振れ幅が正規分布に従って分布すると仮定して、為替レートが●円から▲円の間に収まる確率が約95.4%となる為替レートを算定します。細かいことには触れませんが、以下についてだけ頭の中に置いておいていただければ十分です。

ボリンジャーバンド-σから+σの間に収まる確率:約68.3%
ボリンジャーバンド-2σから+2σの間に収まる確率:約95.4%

上記の赤字をご覧いただければわかると思いますが、理論上、チャートはボリンジャーバンド-2σから+2σまでの間にほぼ収まることがわかると思います。したがって、ボリンジャーバンドの-2σにタッチするとトレンドが反転して上昇しやすいことになります。もちろん、為替レートは正規分布に従って分布しないので、そう簡単にはいきませんがトレンド反転のきっかけを探すためには有効な指標だと思います。

実際に、以下のチャートの画像をご覧ください。

上記のチャートは、もうおなじみですが、個人的にチャートが一番見やすいと思う外為どっとコムさんのスマホのチャートです。

チャートは南アフリカランド円のチャートです。また、チャートの種類は、週足チャートと言って緑や赤のローソク足1本が1週間の為替レートを表しており、中長期のチャート分析をするときに使います。そして、白い太線がボリンジャーバンド(±2σ)です。先ほどご説明したとおり、実際に約95%が白い枠に収まっていると思いますし、-2σや+2σにタッチすると反転していると思います。

ただ、注意すべき点としては、例えば強い円高トレンド相場が発生すると、ボリンジャーバンド-2σを右肩下がりに押し下げながらチャートが動いていきます。したがって、ボリンジャーバンド-2σにタッチしたからといって、必ず反転上昇するとは限りません。上記チャートの2018年7月付近や2019年5月付近をご覧いただければなんとなくお分かりいただけると思います。

以上のように、「ボリンジャーバンド」相場の反転を予想する指標で、シンプルなので使いやすいですが、強いトレンド相場では思うように反転しないため、単独で使うにはリスクが高く、他の指標と組み合わせた方が精度が上がります

実際のチャートでどう使うかというと、週足チャートで見て、ボリンジャーバンド-2σにタッチして他の2指標も円安トレンドへの反転を示していたら、「買い」でエントリーします。もちろん、「売り」はその逆で、ボリンジャーバンド+2σにタッチして他の2指標も円高トレンドへの反転を示していたらエントリーです。

次回は、「RSI」の概要と使い方について解説していきます。

⇒「RSI」とは?
⇒「MACD」とは?
⇒「ぱっと見テクニカル」とは?

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あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 今回

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おはようございます。 今回もテクニカル分析の観点から現在の相場分析を行

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  • 金持ち父さん見習い

    東京大学経済学部卒のサラリーマンです。
    10年ほど前に、老後の生活に不安を覚え、国内株の長期投資を始め、その後、リーマンショック後にFX取引を開始しました。
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