相場分析(2019/10/21)
こんばんは。
今回もテクニカル分析の観点から現在の相場分析を行っていきたいと思います。
実際の相場の中でどのように分析し、どのようにトレードすればいいかを紹介していこうと思いますので、参考にしていただければと思います。
早速ではありますが、以下のチャートをご覧ください。以下のチャートは、米ドル円の日足のチャートです。
なお、チャート画像は、個人的には一番見やすいと思っている、いつもおなじみ外為どっとコムさんのものです。

まず、以前にも書きましたが、相場観を大きな流れの中で見ていくには、米ドル円を分析するのが基本だと思います。というのも、一番日本人にとってなじみのある通貨ペアだからで、基本的には円絡みの通貨ペアは、大体チャートが似通る傾向があるということでしたね。詳しくは、以下の記事をご覧ください。
先週とほとんど同じ説明になりますが、上記のチャートをテクニカル分析してみますと、まず、白い線をご覧ください。RSIでダイバージェンスが確認できます。したがって、下落(円高)トレンドが終息し、上昇(円安)トレンドに転換する可能性があることがわかります。
また、黄色の線をご覧ください。アルファベットの『W』の形になろうとしており、左側の谷よりも右側の谷の方が上にあります。これを「ダブルボトム」と呼びます。下落トレンドから上昇トレンドに転換する時に現れることがあります。『W』の山の部分を上に抜けていますので「ダブルボトム」が完成しており、今年の8月にレジスタンスライン(抵抗線)だった109円を超えられず、小反落しています。ポイントは、もちろんこの109円を超えられるかになります。一般的には、「ダブルボトム」完成後に過去のレジスタンスライン(抵抗線)を上抜くことができると、そのまま急激な上昇トレンドに転換することが結構あります。
したがって、米ドル円の買いポジションを建てるのであれば、「ダブルボトム」が完成していますので、今すぐでもOKですが、109円を明確に超えてから順張りでいくのが低リスクでいいと思います。
例えば、109.1円に逆指値注文を入れておく、とかですね。
109.1円に逆指値注文を入れるというのがどういうことかというと、「109.1円まで為替レートが上昇したら買いポジションを建てる」ということで、感覚的に矛盾している注文に見えると思いますが、順張りのトレードや、損切りで使用します。
普通に考えれば、「為替レートが下落したら(買い得なので買いポジションを建てる」というのが自然であり、それを指値注文と言い、逆張りのトレードで使用します。
そういうわけで、この局面で新規エントリーするかどうかは判断が分かれそうなところです。ちなみに、FXプライムさんの『ぱっと見テクニカル』で予測してみると、以下のように、週足チャートで一致率98%で上昇サインが出ていますね。

上記のように、FXプライムさんの『ぱっと見テクニカル』だと、過去のチャートとの一致率で将来のトレンドを予想するもので、実際に当たるかどうかは別として、客観的な判断材料になることと、とにかく分かりやすいことから私は重宝しています。
以下のバナーからFXプライムさんで口座開設ができ、口座開設すれば様々な通貨ペアで『ぱっと見テクニカル』が利用できますので、口座開設がまだの方はご検討してみてはいかがでしょうか?。
以上、ご参考にしていただければ幸いです。
(なお、実際にトレードを行う際には自己責任でお願いします。)
関連記事
-
-
相場分析(2020/1/6)
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 今回もテクニカル分析の観点から現在
-
-
ユーロドル長期相場分析(2019/11/26)
こんばんは。 新たに行っている各通貨ペアについて月足チャートをテクニカル分析し、トレードルールを見直
-
-
相場分析(2019/11/4)
こんばんは。 今回もテクニカル分析の観点から現在の相場分析を行っていきたいと思います。 実際の相場の
-
-
豪ドル円長期相場分析(2019/11/19)
こんばんは。 新たに行っている各通貨ペアについて月足チャートをテクニカル分析し、トレードルールを見直
-
-
【番外編】相場分析(2019/10/12)
こんばんは。 今回の相場分析は、通常取り扱っている通貨ペアではない南アフリカランド円に関するもので
-
-
ユーロ円長期相場分析(2019/11/29)
おはようございます。 新たに行っている各通貨ペアについて月足チャートをテクニカル分析し、トレードルー
-
-
相場分析(2019/10/29)
こんばんは。 今回もテクニカル分析の観点から現在の相場分析を行っていきたいと思います。 実際の相場の
-
-
相場分析(2019/12/9)
こんばんは。 今回もテクニカル分析の観点から現在の相場分析を行っていきたいと思います。 実際の相場の
-
-
相場分析(2019/11/17)
こんばんは。 今回もテクニカル分析の観点から現在の相場分析を行っていきたいと思います。 実際の相場の
-
-
相場分析(2019/12/16)
おはようございます。 今回もテクニカル分析の観点から現在の相場分析を行っていきたいと思います。 実際
- PREV
- 相場分析(2019/10/14)
- NEXT
- スウィングトレード結果(2019/10/22)