相場分析(2019/10/29)
こんばんは。
今回もテクニカル分析の観点から現在の相場分析を行っていきたいと思います。
実際の相場の中でどのように分析し、どのようにトレードすればいいかを紹介していこうと思いますので、参考にしていただければと思います。
普段は、米ドル円を分析していますが、今回はポンド円です。なぜなら、ここ最近は円安トレンドが進んできていますので、「そろそろ「売り」でエントリーするユーロ円やポンド円でポジションを建てることを検討した方がいいのではないか」という気がしてきたからです。
この課題感は私がメインで行っているループイフダンでも同じで、ポンド円の「売り」のループイフダンを始めるか、最近毎週迷っています。
⇒東大経済学部式FXトラップトレードのススメ
それでは、早速ではありますが、以下のチャートをご覧ください。以下のチャートは、米ドル円の日足のチャートです。
なお、チャート画像は、個人的には一番見やすいと思っている、いつもおなじみ外為どっとコムさんのものです。
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上記のチャートをテクニカル分析してみます。
黄色の線をご覧ください。アルファベットの『W』の形になっており、左側の谷よりも右側の谷の方が上にあります。これを「ダブルボトム」と呼びます。下落トレンドから上昇トレンドに転換する時に現れることがあります。『W』の山の部分を上に抜けていますので「ダブルボトム」が完成しています。ポンド円のチャートでは、特段、レジスタンスライン(抵抗線)は確認できません。したがって、上昇トレンドに転換すれば一気に上昇してしまう傾向があります。
ここで、以下の具体的手法に関する記事で書きましたように、ポンド円は「売り」のみでエントリーすることとしています。
⇒スウィングトレードの具体的手法①:通貨ペア・通貨量
なので、ポイントはポンド円で「売り」でエントリーすることとなります。上の日足チャートだけだと、レジスタンスライン(抵抗線)がないため際限なく上昇しそうなので、「なんとなくエントリーはまだ時期尚早」と見えます。
その見方を検証するためには、より長期の週足チャートを分析することが有用です。一般的に、短期のチャートよりも長期のチャートの方がトレードが明確に表れるという特徴があります。つまり、日足だと上昇か下落か不明であっても、週足で上昇を示していれば、実際に上昇しやすいということです。では、早速、ポンド円の週足チャートを見てみましょう。
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上記の週足チャートをテクニカル分析してみます。
白色の円をご覧ください。MACDがゴールデンクロスを描き、上昇を始めたばかりということがわかると思います。
もともとポンド円は下落トレンドにありましたので、それが反転して上昇トレンドに転換したばかりのように見えます。または、あくまで下落トレンドは継続中で一時的にちょっと上昇しているだけかもしれません。
MACDのゴールデンクロスを見ると、前者のトレンド転換の可能性の方が高いように感じますが、以前から週足ボリンジャーバンド-σがレジスタンスライン(抵抗線)になっており、現在も、そこを突破できていませんので、そのあたりがポイントになりそうですね。
こういうときには、FXプライムさんの『ぱっと見テクニカル』が参考になります。以下のチャートをご覧ください。
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見てのとおり、週足チャートの『ぱっと見テクニカル』で、一致率87%で上昇サインが出ていますね。やはり、MACDが示すように、もともとの下落トレンドが反転して上昇トレンドに転換した可能性の方が高そうですね。
では、具体的にどうトレードするかと言えば、上昇トレンドが始まったばかりの可能性が高いので、まだ「売り」のエントリーは行わず、様子見をするのが良さそうです。
上記のように、FXプライムさんの『ぱっと見テクニカル』だと、過去のチャートとの一致率で将来のトレンドを予想するもので、実際に当たるかどうかは別として、客観的な判断材料になることと、とにかく分かりやすいことから私は重宝しています。
以下のバナーからFXプライムさんで口座開設ができ、口座開設すれば様々な通貨ペアで『ぱっと見テクニカル』が利用できますので、口座開設がまだの方はご検討してみてはいかがでしょうか?。
以上、ご参考にしていただければ幸いです。
(なお、実際にトレードを行う際には自己責任でお願いします。)
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